2015/03/06
預けていた荷物を受け取るとすぐ脇の歩道に腰を下ろす。
ふぅ・・・早速LINEで報告。
想定していたより少し良いタイムだったので自慢したかったらしいw
良いタイムでたら泣いちゃうかもな~、なんて走る前は思ってたけど1mmも涙出ず。
余裕なさすぎて走ってる時に感傷に浸る思考の余裕などなかった。
それに練習も頑張るには頑張ったけど、無茶苦茶頑張ったかと問われると微妙。
無茶苦茶頑張る前に調子が落ちるので頑張りきれなかった。
ので、嬉しさもほどほどの按配でそれよりも無事実力を出せた安心感が大きかった。
えっちらおっちら歩いて着替えの場所へ移動。
すぐにあやたさんを発見できたので合流~。
ハーフまでサブスリーペースでいって残りは比較的ゆっくりいったのにPB更新したとの事で、聞いててちょっと意味がわからなかった。
とっとと着替えて、とっとと味噌汁をいただきに移動。
味噌汁はまぁったく並ばずにいただけた。
おぉ、ちょっと速くなるとちょっとお得だw
こういうささやかなお得がなんだか嬉しい。
何故かプリンも無料でいただけるらしく、迷わず頬張った。
だがしかし。
味噌汁の暖かなものが体の中を流れていく幸せ感は冷たいプリンによって打ち消され、おいしいんだけど何だかなーな感じに。
しまった、プリンを先に食べるべきだったか?
いや、先にそんな冷たいものを食べるのも嫌だ。
だからといってプリンをいただかないというのも残念な感じ。
そうか。ここはすぐに食べずにかばんに入れておいて後ほどいただくというのが正解であったか。
くそっ、プリンめ!この栗味のプリンめが!
いや、ここでプリンを恨むのは筋違いというものだ。
己の浅はかさを呪いつつ、とっととお風呂に出かけた。
メガネくん、京都マラソンの封筒に同封されていたお風呂マップを持ってきていなかった。
走る前は風呂どころではなく、どうやって走るかとか京都マラソンへのわくわくとかでいっぱいだったしな。
持ってきてなくても仕方あるまい。
そして風呂マップを持っていないという事にかこつけて、あやたさんに全振りした。
年長者に対する気遣いだとかそういうものはほとんどない。恐ろしい男・・・
bgさんならさささーっと検索しスマートにあやたさんを誘導するのであろうが、残念ながらボクはbgさんではなかった。う~ん、残念!
あやたさんが一生懸命風呂マップからどの風呂にするかを決めてスマホで誘導してくれた。
グッジョブ、あやた(敬称略
銭湯はだだ混みであった。
最初の頃はまだマシであったが、銭湯のおやじはだだ混みであるのをまるで知らないかの如く客を次から次へと中へ入れる。
だもんでボク達が風呂から上がる頃には風呂場は芋洗い状態になっており収集がつかない状態になっていた。
しかし銭湯のおやじに動揺は見られない。恐るべき胆力の持ち主だ。
っていうかいい加減にしろよ、おやじw と心の中では思っていた。
あやたさんが「腹筋ばきばきばっかりやぞ!」といって嬉しそうだった。
割とタイムが速い人達がお風呂に入っているのでそうなるのであろう。
ボクはメガネがなかったのでほとんど腹筋の割れ目が見えず「あぁ、そうなんです?うん。」的な反応。
年長者に対する気遣いだとかそういうものはほとんどない。恐ろしい男・・・
そういえば銭湯へ行く途中だったか。あやたさんが
「普通に走れば普通に10分切れると思う。」というような事をのたまっていた。
これまた一瞬聞いてて意味がわからなかったが、口調から言ってどうもマジのようだ。
これにはエライびっくりさせられた。
これを聞いてたので篠山の速報を見てもまったくビックリしなかった。
寧ろ想定よりは遅いタイムだったので「あー、やっぱ冬の雨レースって大変なんだなぁ」としんみり。
それでも一桁だから凄いんだけど。
と同時にちょっと安心したりする自分もいた。
ふぅ、危うく30分もの差を付けられるとこだったわい・・・と。かなりセコい考えだ。
ボクの速報のときめきを返してくださいw
つづく・・・