2015/07/20
暑い、とにかく暑い。
いや、夜走ってるからそんなに暑いって事もないんだけど・・・なんか息苦しくて最近調子良く走れてなかった。
少し前、3km×3のビルドアップをこないだより設定を10秒落としてやったのに5kmで撃沈。
アップジョグの時点から既に息苦しくてしんどかったし。
さすがに消化不良だったので、短くピリッとした奴をやるぞと1kmTTをやってみる。
3'43。おぉ、タイム縮まったがな!
しかしこの1kmTTのせいで右ふくらはぎが少し痛くなって「うわ、大丈夫か、これ」と凹むw
その前の週末も20km走ろうと思ったのに息苦しくて走りきれなかったし。
うーむ、来たね。不調って奴が。
でもできる範囲でジョグでいいから走ろう。なんかちょっと萎えてきたけど、腐らずに走ってればなんとかなるぜ!
と土曜日はつなぎジョグ。
右ふくらはぎが痛みが完全には消えてなかったので心配だったけど、とにかくふくらはぎに負担がかからないように走ろう。
今日はフォームとかあんまり意識しないでリラックスしてゆったり走ろう!
などと考えつつジョグ。
走り始めたら左右差の調節だのフォームだの意識しまくり。
さっき考えてた事と全然違うじゃねーかw
しかし、このジョグでは大収穫があった。
気づいてしまったね、ボクは。左右差の根本的原因らしい走り方のクセを。
なんかね、
左足が接地してる時に右腰が下に落ちてる。
んで右腰が落ちたまま右足が接地して、そのまま右腰が落ちたまんま走ってる。
要するにずっと右腰が下に落ちたまんま走ってる。
腰っていうか足の付け根っていうかなんていうか。
落ちてるといってもがっつり落ちてるわけじゃなくて、少し落ちてるだけなんだけど。
左足はつっかえ棒、右足は掻くような走り。痛めるのは左足の付け根、右足首周辺や右ふくらはぎ・・・
なるほど。なるほどなるほど。わかった。
左は腰の位置が高いので膝の曲がりが少なく、つっかえ棒のような使い方。
右は腰が少し下に落ちてるので膝の曲がりが深くて、地面を掻くような使い方。
そういう事か。
筋肉を痛めるって事はその部分をよく使ってるって事。
基本的に足の筋肉は体幹部に近い筋肉をよく使う方が良いとされている。
痛める箇所が体幹部に近く腰も高い左足の方が使い方は良いって事か。
という事は右足を左足の動きに近づければいい・・・要は右腰が落ちなければ右足は左足の動きに近づく、か。
というわけで、その時はそこまで考えたわけではないけどw
左足が接地している時に右腰が落ちないように気をつけて走ってみた。
それだけだと多少ぎくしゃくするので、右足が接地する時に腰が落ちないように少し力の入れ方を調節したりとか、左足の振り出しを調節したり、左の腕振りやなんやかやと少し微調整。
よし!なんか上手くいった。
上手くいったが・・・走ってる久米田池の周回路にザリガニが大量発生。
どうも池から這い出してきてるらしい。すぐ隣にあるドブ川に移住してるのか?
とにかく、ザリガニの奴ら20、30以上の数が点在して沸いている。
ザリガニとか虫とかカエルとかあんま得意ちゃうねんな・・・キモイ。
なんかハサミ振り上げてすげー怒ってる奴とかいるし。
何この理不尽な態度。ボク、なんにも悪い事してないのに。
明るいとこではタンタンタンとよけて走るんだけど、街灯の届かない暗いとこではどこにいるのかよくわかんない。
「ぐちゃっ」
足裏に不快な感触。
気をつけてたのに見事に踏んづけてしまった。
「うひゃぁあぁ!!」
思わず声が出た。もう、いやぁあぁー!気持ち悪いぃいぃー!
ザリガニはほんとに気持ち悪かったが、右ふくらはぎの痛みも気になる事なく7kmちょいジョグできて満足。
うむ、腐らずに走ったおかげでなんとかなったぜ。
で、日曜日は2時間ジョグ。
うっかり夜の9時ぐらいから走ろうと思ったらうっかり寝てしまい、起きたら0時。
走るの止めとこうかと3分葛藤してから走りに出る。
久米田池に向かう。今日は時間も遅いしザリガニもいないんじゃないかと期待。
普通にいた。ハサミ振り上げて超怒ってる。
淡い期待は打ち砕かれやるせない思いを抱えながら久米田池を後にし、中央公園に向かった。
「左足が接地している時に右腰が落ちないように」ってのはできるようになったので、今度は両方を意識してみることにした。
「左足が接地している時は右腰が落ちないように、右足が接地している時は左腰が落ちないように」これがねー、ハマッた。
脚の動きや腕振りに微調節は必要なものの、あんまり細かい事を考えなくても左右差を矯正できるので割りと簡単。
コレを意識して走ってると右足と左足の動きが近づいてきて、脚の付け根の部分に横に軸が通ってる感覚になる。
んで腰から上に背骨を通って頭の方までもう一つ軸が通るようになる。
あとは二つの軸を中心に脚を動かして腕振りするだけでポンポン走れた。
走りの安定性が全体的に向上し、まるでトレッドミルの上を走ってるみたい。
あんまり脚の付け根の軸を意識しすぎると、腰の動きが硬くなり伸びやかさがなくなるので注意。
腰は柔軟に使いつつふんわりと軸を通すような感じで走る。
上手くいくと稼動域が広がったように感じる。
少し流しいれてみたけど、トップスピードが上がってるようだった。
要するに脚の動きの軸となる脚の付け根(腰)にブレというか左右差があったため、脚全体の動きの左右差につながっていたって事だろう。
なるほど。わかってしまえば割と単純な事だった。
終始いい感じで走れて18kmちょいジョグできた。
終わったの2時半だったけど・・・良いスピードでかなり追い込んで走ってる同世代ぐらいのおっさんがいた。
この時間でなんかすげーな。
もう今日は15kmぐらいでやめとこかな、と思ったけど18km走れたのはあのおっさんに刺激を受けたおかげだ。
どうもありがとう。
今現在、両太もも裏に少しだるい感じはあるが、偏った筋肉痛とかは今のとこ感じないし右ふくらはぎの痛みもなくなった。
これで左右差がほぼほぼなくなったかどうかはわからんけど、大幅改善した感触。
しばらくこれで様子をみよう~。